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2023年末までの高知県の雇用失業状況

1月30日に高知労働局から発表された高知県の雇用失業情勢は、「改善の動きにやや弱さがみられる。引き続き、物価上昇等が雇用に与える影響に注意する必要がある。」といったものでした。

1月28日の高知新聞では「2023年の高知県内の休廃業261件 過去2番目の多さ 新型コロナ、物価高も影響」とありました。

※1月28日付高知新聞より

弊社ではおととしの4月ぐらいから求人件数が徐々に減り始めたイメージがあります。かといって求人が減ることにより応募が増えたかといえば必ずしもそうではありません。
以前から人気のある短期や短時間のアルバイトへの応募は多いのですが、これまでも苦戦していた職種は相変わらず厳しい状況です。人材確保で苦労されていない事業所はほとんどないといっても過言ではありません。

※高知労働局発表 高知県の雇用失業情勢(令和5年12月分)より

ここ数年、高知県のパートアルバイトを含む求職者数は13,000人前後で移行しているようです。求人数はここ最近伸び悩んでいる感じです。

※高知労働局発表 高知県の雇用失業情勢(令和5年12月分)より

正社員では、ここ数年求人数が8,000ちょっとで安定していますが、求職者は増加傾向のようです。


これまでは正社員への応募はなぜか厳しいものがありましたが、昨年の12月ぐらいからは少しずつ応募が入るようになってきています。これは、バイトルNEXTのアクセス数レポートからも確認できています。


例年ではこれから3月にかけて応募が増えてGWを迎えるぐらいまでが転職や就職のピークとなっていました。しかし、コロ以降以降これまでの傾向があてにならなくなってきています。
今後の傾向についても、海外や国内の経済状況やインフレや金利の動向などに左右され先の読めない状況が続きます。


そんな中でも賃上げの流れはおそらくこれからも続くことが予想されますので、原材料の高騰や人件費の増大等によるコストアップを商品価格に転嫁できる付加価値を持てるかどうか/適正な利益を確保できるかどうかといったいわゆる稼ぐ力があるかどうかが、今後の事業発展を左右することになるのかもしれません。
なかなか難しい時代になったものです。

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この記事を書いた人

高知営業所 営業担当
神戸でのアパレルメーカー営業から、実家のブティック経営、協同組合方式の共同店舗の立ち上げサポート・販売促進業務、産直市場運営、観光協会専務、クレープ店店長と経験だけは多彩なベテランです。ただ、それらの経験全てに秀でたところがなかったところが残念!

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