
現在は言うまでもなく非常に変化の激しい時代です。
そんな中、業績を向上していくためには自社を取り巻く経済環境への適応は必須でしょう。
変化適応能力が問われていると言っても過言ではないかもしれません。
例えば、現場でお客様から「こんなことできませんか?」と相談を受けた際に、「ごめんなさい。うち、できないんですよ」と簡単に答えて済ませてしまう企業と、「どうしてですか?」とその理由をたずねてそれが一般的な要望やクレームにつながらないかを考え社内で共有し、改善策を提案する企業とでは、どちらの企業に成長の可能性があるでしょうか?
この企業の能力差は社員の当事者意識の違いにあるそうです。
では、当事者意識の強いスタッフになってもらうためにはどうすれば良いでしょうか?
仕事へのモチベーションを上げることにより、企業に対して帰属意識や貢献意欲が高まるそうです。そうすると自然と業務に対しての当事者意識も高まるものと考えられます。モチベーションがアップすると、さらに生産性も向上し、離職率が下がる・採用成功率が高まるといった嬉しい効果もあるそうです。
ですから、ほとんどの企業でモチベーションアップの取り組みをされていることと思います。しかし、日常の業務で社員のモチベーションを下げることをしてはいませんか?意外と気がつかない点かもしれません。
ネット上で、社員のやる気が失われる原因 上司が及ぼす10の問題がありましたので、記載させていただきます。
以上 『こうして社員は、やる気を失っていく』著者:株式会社モチベーションジャパン代表・松岡保昌 より
- 目を見て話さない。目を見て話せない
- 理由や背景を説明しない
- 一方通行の指示
- コントロールできる部分を与えない
- 話を聞かずに結論を出す
- 意見も提案も受け入れない
- 言うことに一貫性がない
- 感覚だけで評価する
- 失敗を部下のせいにする
- 部下の仕事を横取りする
変化適応でき成長し続ける会社となるための少しでもご参考になれば幸いです。
2023年7月3日公開