光る森とは大げさではあるけれど、実際にその森は高知県越知町の横倉山にあるという。二種類の発光キノコとヒメボタルが梅雨時期に同時に見れるらしいので好奇心を抑えきれず行って来ました。キノコの場所は非公開らしく情報がなかったですが偶然ヒメボタルを撮影に来てた現地に詳しい人に出会い場所など教えてもらいました。ほんとにこのときは運が良くたぶん一人では探せなかったと思います。到着が7時を過ぎており辺りはすでに薄暗く、2人で撮影始めた頃はすでに薄暗くすぐに闇に包まれました。

ギンガダケは朽ちたシイの木にしか自生しなく、日本で見られるのは八丈島と高知県と貴重。撮影中ヒメボタルも飛んでいて幻想的、露光中フレームに入ればいい絵になったかも。発光キノコとヒメボタルが同時に見れる横倉山はシーズンになると写真を目的に県内外から人が多く来るらしくこの時は少し早かったようで二人だけでした。帰り際に今回のもう一つの目的シイノトモシビダケを発見、道の下の方でほのかに光ってました。

真っ暗な夜でないとなかなか見つけにくい、同じ種類でも光る光らないのもあるそうです。シイノトモシビダケも朽ち幹などに自生、これらのキノコが光る理由ははっきりしていないらしいです。キノコ素人が見つけるのは難しいところでしたが場所も把握しましたので、また今後も撮影に行きたいと思います。年々キノコの数も減っているらしく、自由に入ることができる森ですが立ち入り禁止になってもおかしくない貴重な場所だと思うので、森に入るときはキノコの生えてる木に触らないなど充分注意が必要です。